ラルフ・ファインズがライオンズゲートの新作映画『ハンガー・ゲームズ：裏切りの夜明け』でコリオレイナス・スノー大統領役にキャスティングされました。
公式『ハンガー・ゲームズ』X（旧Twitter）アカウントが本日、『ハリー・ポッター』『コンクラーヴェ』で知られる同俳優の起用を発表。映画のキーキャストの一人として、ファインズはシリーズ屈指の複雑なキャラクターを演じる挑戦に臨みます。
時間軸的には2023年の前日譚『ハンガー・ゲームズ：歌う蛇と唄う鳥』とジェニファー・ローレンス主演のオリジナルシリーズの間を描く本作では、ヘイミッチ・アバネシーのゲームが焦点となる一方、中年期のスノー大統領として登場するファインズが、トム・ブライス演じる若きスノーとドナルド・サザーランドがオリジナルシリーズで演じた象徴的な存在をつなぐ役割を果たします。
「ドナルド・サザーランドの功績に敬意を表し、この時代のスノー大統領役に現代最高の俳優の一人をキャスティングしたかった」とプロデューサーのニーナ・ジェイコブソンはコメント。「『シンドラーのリスト』で忘れられない演技を見せたラルフは私の憧れの人でした。パネムの世界に迎えられることを光栄に思います」
ファインズのキャスティングが特に注目を集める中、これまでにジェシー・プレモンズ（『ブレイキング・バッド』）が若きプラターク・ヘブンズビー役、ジョセフ・ザダ（『トータル・コントロール』）がヘイミッチ・アバネシー役など豪華キャストが発表されています。
スノー大統領
『ハンガー・ゲームズ：裏切りの夜明け』2026年11月20日劇場公開 pic.twitter.com/mj9gXk1hTt
— The Hunger Games (@TheHungerGames) 2025年5月16日
スーザン・コリンズの2025年小説を原作とする『ハンガー・ゲームズ：裏切りの夜明け』は2026年11月20日公開。フランシス・ローレンスが監督に復帰し、ビリー・レイが脚本を執筆。プロジェクトは昨年初夏に発表され、ティーザー予告編は今年4月に解禁されました。
