>  ニュース >  Until Dawnスタジオが人員削減、Directive 8020を2026年に延期

Until Dawnスタジオが人員削減、Directive 8020を2026年に延期

Authore: Scarlettアップデート:Nov 12,2025

『Until Dawn』や『Dark Pictures Anthology』ホラーシリーズを手がけたスタジオ、Supermassive Gamesは、最新の再構築努力の一環として、最大36名の人員削減計画を発表した。

本日発表されたソーシャルメディアでの声明で、同開発会社は、期待のSFホラープロジェクト『Directive 8020』の遅延も発表し、発売時期を「2026年前半」へ延期すると確認した。

スタジオは、この人員削減を、今日の変動の激しいゲーム開発環境に適応するための必要な調整であると説明した。これは、2024年3月に約90名の従業員が解雇された同様のレイオフに続く動きである。

2023年時点で約350名のスタッフを擁していたと報じられているSupermassiveは、この18ヶ月で人員を約3分の1削減したことになる。

「今後のプロジェクトへの取り組みは揺るぎないものとします」とSupermassiveは声明で述べた。「『Directive 8020』を延期する選択は、ファンの皆様に最高の体験を提供することを確実にするためです。本作に対する熱烈な期待が私たちの原動力であり、コミュニティの継続的な支援に心から感謝しております」

2022年にティーザーが公開され、同年正式発表された『Directive 8020』は、『Dark Pictures Anthology』の独立した1章を成す。2022年発売の『The Devil In Me』のクレジットでプレビューが公開されたものの、その開発は当初の予想を大幅に超えて長期化している。

『Dark Pictures Anthology』は、2019年の海洋スリラー『Man of Medan』で始まり、超常現象を題材にした『Little Hope』(2020年)、軍事ホラー『House of Ashes』(2021年)と続いた。シリーズは、2022年のホテルスラッシャー『The Devil in Me』、2023年のVRスピンオフ作品『Switchback VR』へと継続している。

それ以来、開発ペースは顕著に鈍化しており、『Directive 8020』は2026年までに発表される5作目のメイン作品となる。謎めいたキュレーターのキャラクターといったシリーズの要素を維持しつつも、スタジオは今作の独立完結型の性質とゲームプレイの強化を強調している。

別件として、Supermassiveは、本日の人員削減にもかかわらず、『Little Nightmares 3』の開発は中断なく進んでおり、10月10日の発売日を維持することを確認した。