マーベルライバルズの開発チームは、シーズン3からヒーローの追加を毎月行いリリースを加速させること、ならびにシーズン期間を短縮することを発表しました。新キャラクターやコスメティックアップデートを盛り込んだ、シーズン2以降のロードマップをご紹介します。
マーベルライバルズ 今後の変更点
毎月追加される新ヒーロー
NetEaseはゲームの新鮮さを保つため、1シーズンあたり2体のヒーロー追加から毎月のリリースへと移行するという意欲的な変更を明らかにしました。クリエイティブディレクターのGuangguangとリードコンバットデザイナーのZhiyongが、4月4日公開の「Marvel Rivals Dev Vision Vol. 05」において、これらのアップデートとシーズン調整の概要を共有しました。
開発チームはシーズンの長さを3ヶ月から2ヶ月に短縮するとともに、新しいキャラクターを毎月追加していきます。Guangguangは「慎重な検討を重ねた結果、シーズン3からは2ヶ月ごとのシーズン制を採用し、毎月新ヒーローが登場するようになります」と説明しました。
Guangguangはコミュニティからのフィードバックに言及し、「ソーシャルメディア上でのプレイヤーの議論が、ゲームローンチ時の興奮を持続させる我々の取り組みを後押ししてくれています」と述べました。チームはこの取り組みを補完する追加のゲームモードも検討しており、最大で年間12体のヒーロー追加を実現する可能性があります。
バランスに関する懸念について、Guangguangは3月14日付のPC Gamer誌インタビューにおいて、データ駆動型アプローチを重視することを強調し、ピック率、勝率、アビリティ性能などの指標がバランス調整の重要な基礎であると指摘しました。
シーズン2の詳細と将来計画
Dev Visionでは、シーズン2の「ヘルファイア・ガラ」イベントが紹介されました。X-MENのヴィラン、エマ・フロスト（新たなヴァンガードクラスのヒーロー）がクラコアでマーベルヒーローを招待するという内容です。このミュータントのテレパスで、ダイヤモンドへの変身能力を持つキャラクターが、華やかな祝祭の中に参戦します。
シーズンのプレビューでは、ルナ・スノウ、マグニートー、クローク＆ダガー、ブラックパンサーの為のエレガントな正装スキンが公開されました。ヘルファイア・ガラは、世界情勢を操るマーベルのエリート社交クラブからインスピレーションを得ています。
シーズン2.5にはアルトロンが登場します。トレーラーでは、祝宴を中断するロボット軍の侵攻によってほのめかされていました。このアイコニックなアベンジャーズの敵役がどのように実装されるかについて、詳細はまだ限られています。
トールの「アスガルドの王」とホークアイの「浪人」スキンが利用可能に！
マーベルライバルズは4月4日、Twitterでトールの「ルーンキング」とホークアイの「浪人」コスメティックバンドルを公開しました。前者はオーディンのコミックでの復活を参照しており、後者はクリント・バートンの自警団員時代の侍としての姿を描写しています。
トールのバンドルには、「ルーンキング」コスチューム、スプレー、ネームプレート、全知のMVPアニメーション、そして「ミーミルの泉」エモートが含まれます。ホークアイのパッケージには、「浪人」スキン、スプレー、ネームプレート、「デッドリー・レイン」MVPアニメーション、そして「研ぎ澄まされた技」エモートが含まれます。
これらのアップデートは、PlayStation 5、Xbox Series X|S、PCプラットフォームで利用可能なマーベルライバルズに対する、NetEaseの10年にわたるコミットメントを示しています。
